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変性性脊髄症 と 運動・鍼治療

2012.08.01 10:39|東洋医学豆知識コーナー
わりと近年になって、知られてくるようになった病気で、
ときおりお問い合わせをいただく病気のひとつに
変性性脊髄症 Degenerative Myelopathy」という病気があります。

これは…

病気としては難病のひとつで、いまだにメカニズムが
完全には解明されていない神経の病気です。

最初は後ろ足のもつれなどから始まり、徐々に歩けなくなります。
さらに進行すると、前足も動きが悪くなり、命にもかかわってくる
大変な病気です。

【背景】

本来はジャーマンシェパードの病気として有名になりましたが、
他の犬種にも起こることが知られ始め、特に日本ではコーギーが
知られているようです。

【原因】

原因も特定の遺伝子パターンだと発症リスクが高いことが知られていますが、
それ以外にも免疫やビタミン欠乏などが絡んでいるという説もあり、
まずは他の病気を除外して判断していくことが現時点では大事です。

【治療】

中年齢以降での発症が多く、有効な治療法はいまだ確率されていません。
進行を遅らせる点で、運動療法が効果アリとの報告があります。
ほかにはサプリメント(抗酸化剤やビタミン)、代替療法(鍼治療や漢方)などが
推奨されています。
http://dog2doc.com/neuro/DM_Web/DMofGS.htm
↑英語ページですが、ここで紹介されています。
(フロリダ大学の神経病の先生で変性性脊髄症を研究しています)

【東洋医学と変性性脊髄症】

東洋医学的には変性性脊髄症は「wei syndrome」や「Jing Deficiency」といった
いわゆる免疫疾患や遺伝疾患のくくりに入っていて、
(American Association of Traditional Chinese Veterinary Medicineの
情報によると)

その東洋医学的なくくりを考慮しつつ、実際の全身状態をチェックしたときにわかる
バランスの乱れに対して、鍼や漢方で治療します。


【私が考える鍼治療と変性性脊髄症】

私が鍼治療をするときには、2つのポイントを考えています。

①上記の「東洋医学的に」重要なツボ
②筋肉の緊張が強い部分


後ろ足がうまく使えないので、無理な姿勢になってしまいます。
そのため、負担がかかる部分が出てきます。

そこを緩めることで、今ある運動能力を最大限引き出してあげて、
しっかり筋トレをしてもらう、そんな運動療法の一環としての鍼治療も
大事であると考えています。



字ばっかりで、だんだん長くなってきてしまいました
次の回は、引き続き実際に頑張るわんずのご紹介をしたいと思います。




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◆獣医専門誌の「CAP」にて、毎月連載しています
cap1208[1]

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プロフィール

内田瑞穂

Author:内田瑞穂
獣医師 CVA(獣医の鍼灸師)CCRT(犬リハビリセラピスト)

アメリカで動物のリハビリを勉強しているときに、鍼灸が非常に受け入れられているのをみて可能性を感じ、そこから東洋医学にはまってしまいました。「西洋医学+東洋医学のいいとこどり」を目指しています。

おっとりマルチーズ(すく太)とお尻かじり虫のヨーキー(エリザベス)と生活しています★

ホームページはこちら→ http://mizuhovc.com

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