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エイジングと東洋医学

2012.02.19 00:14|東洋医学豆知識コーナー
前回のブログからの流れで、「動物の状態と経絡」の関わりについて
ひとつお題をピックアップしてお話しをしてみようと思います。

少々マニアックな分野なので、皆さんにかかわるお話しとして…
お題は…「シニア動物」でご説明してみます。

シニア動物は東洋医学的に「腎」経絡と密接な関わりがあります。

さて、その腎経絡ですが、
東洋医学の「腎」は字的には「腎臓」の腎と同じ字です。
ただ、ひとつの臓器の名前ではなく、経絡というツボとツボをつなぐ、体を走る道路ですので
私たちが普段よく知っている腎臓とは違う広義の言葉になります。

臓器的には、2つの腎臓はもちろん、耳、歯、骨・骨髄、関節、脳・脊髄、が含まれます。
これらを大雑把にくくると、泌尿生殖器系、神経系、造血系、内分泌系、といった機能ですね

さらに、経絡には西洋医学の臓器としての機能はもちろん、
東洋医学独特の概念による機能も含まれています。
腎経絡の場合は、生命力・寿命にかかわる「腎精」を貯蔵する働きや、
体内の水分代謝にかかわる働き、肺を下に引っ張って呼吸を促す働きなどです。

このあたりは、どう頑張っても従来の科学的知識では納得できませんので、
東洋医学独特の理論体系として「そういうもの」と割り切ると良いと思います
(そこから否定してしまうと、せっかくの東洋医学の生かしどころが無くなってしまうので…)

そして、シニアになると腎経絡に本来備わっているべき
「気(エネルギー)」「陰(体のクーラー)」「陽(体の暖房)」が減り、「腎虚」になることが良くあります。
どの徴候が強くでるかは、個人差があります。
さらに、同じ動物でも、天気や住んでいる環境、食べているものなどによっても日々変動します。
(おおまかな傾向はありますが)

腎虚になると、「腎」経絡が本来持っている働きが落ちます。
そうすると、シニアになってくると歯が抜けてきたり、耳が聞こえにくくなったり、足腰が弱ったりしてくる
という説明がつくわけです

…ちょっぴり、あぁなるほど!と思っていただけたら良いのですが


ちなみに
これらの症状に対して、ピンポイントに別々に治療するのが西洋医学、
トータルで腎経絡まるごと対応していくのが東洋医学、
どっちのいいところもチョイスしたケアができたらいいですよね





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プロフィール

内田瑞穂

Author:内田瑞穂
獣医師 CVA(獣医の鍼灸師)CCRT(犬リハビリセラピスト)

アメリカで動物のリハビリを勉強しているときに、鍼灸が非常に受け入れられているのをみて可能性を感じ、そこから東洋医学にはまってしまいました。「西洋医学+東洋医学のいいとこどり」を目指しています。

おっとりマルチーズ(すく太)とお尻かじり虫のヨーキー(エリザベス)と生活しています★

ホームページはこちら→ http://mizuhovc.com

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